【リノベ】カフェのような待合室のガソリンスタンドに
2021年竣工/荒木商事株式会社様
■リノベーション ■ガソリンスタンド
■インテリア
交通量の多いバイパス道路沿いのガソリンスタンド。普段から多くの方が利用されています。
郊外型店舗が立ち並ぶ地域でもあるため、これまでは洗車やメンテナンスなどの待ち時間中に、近くの大型店にお買い物に行かれるお客様が多くいらっしゃったそうです。
効率的な時間の使い方としてもちろんそれでも良いのですが、スタンド自体がゆっくりとくつろげる場所であったら、お客様にとってもよりよいであろうということで、今回待合室とお手洗いのリノベーションをご依頼いただきました。
待合室のテーマは「カフェのような空間」です。
■AFTER
コーヒーの香りが漂ってきそうな空間に生まれ変わりました。
■BEFORE
無機質な柱も重厚感のある石積の柱に。
■AFTER
■BEFORE
喫煙室もカッコよく。
■AFTER
■BEFORE
受付カウンターはモルタルカウンターとグレーの壁でクールな印象に。
■AFTER
正義のヒーローが効いてます。
■BEFORE
<デザインと衛生面を兼ね備えたお手洗い>
お手洗いはデザインコンクリートの一種MPCによるモルタル仕上げです。
コンクリート打ちっ放しの無機質でおしゃれな雰囲気を演出することができます。
またMPCは水気に強いため、お掃除しやすく衛生管理がしやすいのもメリットのひとつです。
■AFTER
■BEFORE
<タイル張りのリノベーション>
こちらのお手洗いは、元々お店や事業所でよく見かけるタイル張り。
タイル張りのリノベーションは、機械でタイルを剥がす(斫る)方法、既存のタイルの上からパネルを張る方法などがありますが、今回杜ノ輝では、既存のタイルの上に直接セナジーという下地材を塗り、デザインコンクリートの一種であるMPC加工でモルタル打ちっ放しの空間をおつくりしました。
通常タイルを剥いだものは産業廃棄物として処理しなくてはなりませんが、このやり方ですと剥ぐ必要がないので余計なごみが出ません。
騒音や粉じんもほとんどありませんので、施工中の周囲への負担も随分と抑えることができます。
最近ではSDGsの観点からゴミを減らし再利用を促進する考え方が社会的に浸透してきており、リノベーションへの関心も高まっていますので
時代に合ったリノベーション方法と言えるかもしれませんね。
施工の様子をyoutubeにアップしました。