<NEW>【リノベ】築120年 古き良き素材を活かす家
2023年竣工/I様邸
■和モダン ■リノベーション
◆築120年を残したい
年老いた親御さんが生まれ育った築120年のお宅。大切に残されたいとの思いからフルリノベーションのご依頼を承りました。元々が広い大きなお宅でしたので、仕上がりは圧巻です。
◆BEFORE
120年の間に複数回の修繕や増築で、施工前はこのような雰囲気でした。
天井にある縦横の出っ張りは、きれいに覆われ隠された横架材です。リフォームもその時代時代で流行りや考え方があります。今でこそ太い梁の希少さを感じ、経年変化を楽しむ価値観がありますが、新しいものが良く、古さを感じるものは隠す方が良いと考えられていた時期があったことも確かです。
◆歴史を感じる解体
リノベーション工事にとって、解体は家の状態を知る大切な過程。工事前の現地調査ではわからなかったこと、見れなかった部分を目の当たりにする作業でもあります。
◆古さを十分に活かす
こちらのお宅のような太くて立派な梁は、今使用したいと思っても中々手に入りません。本来木材は製材されてから長い月日をかけて強度を増し、本当に朽ちてしまうのはず~っと先のお話。もちろん状態にもよりますから一概に言えることではありませんが、せっかくの良い素材は、構造材としても意匠としても大切に活かすのがベストです。
杜ノ輝のリノベーションに対する考え方は、こちらのブログをご覧ください。
▼外観はこちらでご紹介しています
セカンドキッチンもガラッと雰囲気を変えて。掃き出し窓は土間と接しているので出入口を分けて生活することも可能です。
◆AFTER
◆BEFORE
外観は和風モダンですっきりと。
建物本体の良さが伝わる仕上がりになったと思います。
◆AFTER
◆BEFORE
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