vol.89 おうちの「デザイン」について、深く考える。 |空間デザイン 杜ノ輝 | 鹿児島県薩摩川内市
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vol.89 おうちの「デザイン」について、深く考える。

こんにちは!杜ノ輝の神田です!
「家のデザイン、どんな風にするのがいいですか?」
この質問のお返事、簡単なようで意外と難しいんです。今日は「おうちのデザイン」について少しお話していきたいと思います。

■デザインは、見た目だけの問題ではない

 

デザインと聞くと、色やイラスト、形のことを思い浮かべる方も多いと思います。しかし、デザインの本質を考えていくと、見た目だけではなく使い勝手なども重要になってきます。実際に、公益財団法人日本デザイン振興会でも「デザインとはヒトを中心に考えて、見出した目的を達成する計画・実行のこと」ともいわれています。デザインは何かを実現するための手段であり、見た目と使い勝手を併せ持った洗練されたものこそが、良いデザインといえるのではないでしょうか。

 

■良いデザインは、どの時代でもカッコいいと思われるもの

 

飽きの来ないデザインというのは、どの時代でもカッコいいと思われる不変のものなのではないでしょうか。その時々の流行りを採用してしまうと、いずれすたれてしまう可能性が十分にあります。だからこそ、良いデザインは歴史から学ぶことができるはずだと思っています。

■個人的には、京都の建物・金沢のひがし茶屋の建物のデザインが好みです

 

京都や金沢のひがし茶屋街は、大変細部にこだわった美しい建物・デザインが揃っています。過去の人々の知恵がたくさん詰まっていて、建物に凝縮されている印象を受けるのです。昔ながらの良さの中には、良いデザインがたくさん集まっていると思っています。

 

このように、デザインはさまざまな場所から知識・アイデアを拾っていくことができます。是非皆さんもおうちのデザインで困ったときは、自分が良いなと思うものをかき集めてみて、それを見比べていくのをおすすめします。